ウディ・アレンの夢と犯罪 [2010 映画]
ウディ・アレンのロンドン3部作最終章。
今回はスカーレット・ヨハンソンは出ていない。
平民が、富と成功を得るためではあるけれど、運命に巻き込まれるようにして罪を犯してしまい、
現実の富と成功は得るのだけれど、その後に罪の意識にさいなまれる。
という前作「マッチポイント」とほとんど同じテーマ。
ウディ自身のテーマでもあるのか?
どうして人は罪を犯すのだろう?
葛藤する兄弟は、一人の人物の中の心的葛藤が二人に投影されたものとしてみても面白い。
ウディには早くまたNYで、さえない中年男の恋を撮ってほしい。
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